ゴリラテープが剥がれる5つの原因と正しい使い方4つのポイント

「ゴリラテープがすぐに剥がれてしまう…」強力な粘着力で有名なゴリラテープですが、うまく使えず剥がれてしまうことに困っている方も多いようです。

じつは、ゴリラテープが剥がれてしまう原因の多くは、使い方や貼り付ける素材によるものです。適切な方法を知れば、その強力な粘着力を最大限に活かすことができます。

正しい使い方を理解することで、テープの性能をフルに引き出すことができます。

ここでは、ゴリラテープが剥がれる原因と、効果的な使い方をわかりやすく解説します。

読み終えていただければ、ゴリラテープを使った補修がより長持ちし、信頼性の高い作業が可能になるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

ゴリラテープとは

ゴリラテープとは、The Gorilla Glue Companyが製造し、日本では呉工業株式会社が販売する超強力な補修テープです。屋内外で使用可能な全天候型で、耐水性や高い耐久性を持ち、木材や金属、コンクリートなど多様な素材に対応します。

ゴリラテープの発売元に関する情報

項目	内容
製造元	ゴリラテープは、アメリカの「The Gorilla Glue Company」が製造しています。
本社所在地	アメリカ・オハイオ州シンシナティ
日本での販売元	呉工業株式会社が、日本における正規総輸入販売元です。
呉工業株式会社の役割	– 製品の正式な輸入 – 品質検査と確認 – 保管管理 – 日本の法令・規格への適合確認 – 正規販売
販売されている製品	– 強力多用途接着剤「ゴリラグルー」 – 強力補修テープ「ゴリラテープ」 – その他接着剤関連商品
正規品の特徴	– 商品説明や使用方法の注意書きが日本語で印刷されている – 「呉工業株式会社」と明記されている

正規品と並行輸入品の区別

• 日本語の説明書きや呉工業株式会社の記載があることで正規品と判断できます。

特徴と用途

ゴリラテープは非常に強力な粘着力を持つ補修テープで、幅広い素材に対応しています。

コンクリートや木材など、さまざまな場所で利用でき、屋内外で便利に使うことができます。また、手で簡単に切れるため、どこでも素早く作業ができるのが特徴です。

ゴリラテープの高い耐久性と粘着力により、補修作業は効率的に進められます。また、どんな素材にも強力に密着するため、日常の修理やDIYプロジェクトに最適です。

この万能テープを使えば、簡単に信頼性の高い補修が可能です。

ゴリラテープの種類と特長

ゴリラテープには様々な種類があります。

ゴリラテープ

ゴリラテープの基本バージョンは、シルバー、ブラック、ホワイトの3色展開で、耐水性と耐候性に優れています。

屋外でも長期間使用できる耐久性が特徴で、簡単に手で切れるため、さまざまな修理作業に適しています。

雨や風などの外部の影響を受けやすい場所でもしっかりと効果を発揮するため、屋外での使用が多い人には特におすすめです。

また、DIYでの補修作業にも適しており、素材や環境を選ばず使えるのも大きな魅力です。

クリスタルクリアゴリラテープ

クリスタルクリアゴリラテープは透明タイプで、見た目を損なわない特徴があります。

耐熱・耐寒温度が-20℃～60℃まで対応し、屋内外での使用が可能です。透明なため、装飾品や窓の補修にも向いています。

クリスタルクリアゴリラテープは、特に見た目を重視したい場所や、ガラスの補修に最適です。

また、透明なため、気づかれにくい修理が可能で、装飾面にも影響を与えないのがポイントです。

エクストリームウォータープルーフ

エクストリームウォータープルーフは強力な耐熱・耐寒性を持ち、水中での使用にも対応するタイプです。

温度範囲が-56℃～93℃まで対応し、厚手でありながらも非常に耐久性が高く、過酷な環境でもしっかり機能します。

エクストリームウォータープルーフは、特に極端な温度や湿度にさらされる場所での使用が適しています。

水中で使用する必要がある場面や、極寒地など過酷な条件下でも強力な粘着力を発揮します。

ゴリラテープが剥がれる5つの原因と対処方法

万能なゴリラテープですが剥がれることも。

その原因と対処法、正しい使い方をご紹介します。

1.使用できない素材に貼り付ける

ゴリラテープは、すべての素材に対応できるわけではありません。特にシリコーンやフッ素樹脂などの特殊素材には粘着力が発揮されません。

油分を含む素材や、合成ゴム、貴金属の表面でも適さないことがあり、こうした場合には別の方法を検討する必要があります。

特殊素材に対しては、ゴリラテープではなく、他の適切な接着剤や補修用品を使用することが重要です。

また、適切な素材かどうかを事前に確認することも大切です。

2.貼り付けた表面が汚れている

ゴリラテープを使用する前に、貼り付けたい面が汚れていると、粘着力が十分に発揮されません。

特に油やほこり、汚れが付着している場合、剥がれやすくなるため、清潔な面に貼ることが重要です。

ゴリラテープを貼る前に、貼り付け面をしっかりとクリーニングし、乾燥させることで、粘着力が最大限に発揮されます。

特に外で使用する場合は、湿気や泥が表面に残らないように注意が必要です。

3.一度剥がした後に再利用している

一度剥がしたゴリラテープを再度使用すると、粘着力が低下します。

再利用することで、テープがしっかりと貼り付かず、剥がれやすくなることがありますので、再利用は避けるべきです。

粘着力を十分に発揮させるためには、新しいテープを使用することが重要です。

再利用を避けることで、しっかりと固定できる効果を得られます。

4.低温での使用

ゴリラテープは低温の環境では、粘着力が落ちることがあります。

対策：テープを温める

そのため、貼り付ける前にテープを温めたり、貼り付け面を温めることで粘着力を改善することができます。

低温環境での作業時には、テープと貼り付け面を温めることで効果が大幅に向上します。

特に冬場や冷たい場所での作業には、この方法を試してみてください。

5.気泡や水が入っている

ゴリラテープを貼り付ける際に、表面に気泡や水が残っていると、接着力が低下し、剥がれやすくなることがあります。

貼り付ける前にしっかりと水気を取り除き、テープを丁寧に貼り付け、気泡ができないように押し出すことが大切です。

水気や気泡をしっかりと除去することで、テープがしっかりと固定され、剥がれにくくなります。

特に外部での補修作業や水がかかる場所では、この点に注意することが必要です。

ゴリラテープの正しい使い方4つのポイント

1.適切なサイズを使用

ゴリラテープを使用する際は、補修箇所に対して適切なサイズを選ぶことが重要です。テープは補修箇所よりもやや大きめにカットし、余裕を持たせることで、剥がれにくくなります。

特に裂け目や穴を修理する際は、テープの両端に余裕を持たせることで、耐久性が増します。

ゴリラテープの正しいサイズ選びにより、補修箇所がしっかりとカバーされ、長期間使用することができます。

特に強度が求められる部分では、十分な大きさを確保することが重要です。

2.端を丸く切る

ゴリラテープを使用する際、テープの端を丸く切ることで剥がれにくくなります。

角が鋭いままだと、そこから剥がれ始めることがあるため、丸くカットすることで接着力を保ちやすくなります。

テープの端を少し丸くするだけで、風や外的な力による剥がれを防ぎ、長く固定されます。

特に屋外での使用や、強い力がかかる場所での補修作業において効果的です。

3.両面から貼り付け

ゴリラテープの強度を高めるためには、補修する対象物の両面からテープを貼る方法があります。

特に裂け目や亀裂がある場合、両面からテープを貼ることで、より強固な接着が可能となり、補修箇所がしっかりと固定されます。

この方法により、テープの補修力がさらに強化され、耐久性のある補修が可能となります。

また、重量物や高圧がかかる部分においても、両面からの補修が推奨されます。

4.静置する

ゴリラテープを貼った後は、24時間程度静置することで、接着力が十分に発揮されます。

急いで使用するのではなく、時間をかけて接着させることで、テープの効果が最大化します。

静置することで、ゴリラテープが貼り付けた面にしっかりと密着し、時間と共に接着力が強まります。

特に重要な部分や長期的な補修をしたい箇所に対して、この方法は効果的です。

ゴリラテープを剥がしたいとき

ゴリラテープを剥がしたいときの方法は、以下の通りです：

• ゴリラ強力ペースト接着剤：布で接着剤をすぐに拭き取り、石鹸と水でしっかり洗い流してください。
• ゴリラスーパーグルー：ぬるま湯の中でゆっくりともみほぐしながら剥がします。また、市販の瞬間接着剤剥がし液を使うと効果的です。

これらの方法を使うと、接着剤を安全に取り除けます。

ゴリラテープの口コミと評判

良い評価

ゴリラテープの粘着力と耐久性に関して、多くのユーザーが高い評価をしています。

雨どいやキャンプ用テントなど、さまざまな場面で使われ、強力な粘着力に驚く声が多く見られます。

ゴリラテープは、屋外の厳しい環境下でもその強力な性能を発揮し、多くのユーザーから支持されています。

特にアウトドアや補修用途で使用するユーザーが多く、信頼性の高い製品として知られています。

否定的な評価

一部のユーザーからは、剥がれやすいという意見もありますが、その大半は適切な使い方をしていないケースが多いようです。

特に、表面の清掃が不十分であったり、低温環境下での使用が原因となることが多く、正しい使用方法に従うことで解決することがほとんどです。

粘着力が非常に高いため、剥がす際に跡が残ってしまうケースもあります。

そのため、特に目立たせたくない場所やきれいに剥がしたい場合には、慎重な取り扱いが必要です。

まとめ

ゴリラテープは、非常に強力な補修テープであり、多用途に使うことができます。ただし、正しい使い方をすることが大切です。

適切な素材や環境で使用すれば、その耐久性と粘着力は期待通りの性能を発揮し、さまざまな補修作業を簡単に行えます。