オリーブオイルデメリット3つ!効能と摂りすぎ体に悪い|olive-oil正しい使い方を紹介
オリーブオイルには良い効能もありますがデメリットも。
オリーブオイルを飲むデメリットとは?
この記事の内容
- オリーブオイルのデメリットと注意点
- オリーブオイルの効能:健康と美容効果
- オリーブオイルのおすすめの使い方
イタリアやスペインなど地中海料理によく使われているイメージのオリーブオイル。
健康や美容によいというイメージがありますが、実際にオリーブオイルにはどのような効果があるのでしょうか。また、デメリットや摂取するうえでの注意点はあるのでしょうか。
この記事では、オリーブオイルの健康と美容効果について紹介します。摂りすぎなどによるデメリットも合わせて解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
オリーブオイルにはデメリットもある
オリーブオイルは基本的には体によい油です。しかし摂りすぎることによるデメリットもあります。
オリーブオイルの摂りすぎなどによるデメリットは以下の通りです。
・肥満の要因となる
・胸やけを起こす場合がある
オリーブオイルの摂りすぎは体に悪い
オリーブオイルを摂りすぎた場合のデメリット
- 肥満の原因になることも
- 大さじ3杯/日までに留める
- 油による胸焼けを起こす場合も
オリーブオイルは、一般的な油と比べて太りにくい油ではありますが、カロリー自体は普通の油と変わりません。そのため、過度に摂取すると肥満の原因となってしまいます。
そのまま飲む場合でも、料理で使用する場合でも1日に摂取する量は、多くて大さじ3杯程度にとどめましょう。
さらに、オリーブオイルを摂りすぎると、油による胸焼けを起こす場合があります。オリーブオイルは一度にまとめて摂るよりも、こまめに摂る方が効果を得やすいため、少量ずつ取り入れるようにしましょう。
オリーブオイルの効能
オリーブオイルは、健康や美容にもよい油として知られています。
実際にはどのような効果や効能があるのでしょうか。
オリーブオイルを摂取することで得られる「からだにいい健康効果」と「美容効果」についてまとめてみました。
からだにいい健康効果
オリーブオイルを摂取することで得られる健康効果は主に以下の5点です。
・心臓病の予防
・生活習慣病の予防
・免疫力の向上
・便秘の解消
・アルツハイマー予防
オリーブオイルの主成分である「オレイン酸」には、血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持する働きがあるとされています。悪玉コレステロールは、増加すると動脈硬化の発症リスクが高まります。そのため、「オレイン酸」を豊富に含むオリーブオイルを摂取することは、心臓病の予防に効果的です。さらに、「オレイン酸」には腸の動きを活性化させる働きがあるため、便秘解消の効果も期待できます。
また、オリーブオイルにはトコフェノールやポリフェノールなどのビタミンEも含まれています。ビタミンEには抗酸化作用や血行を良くする働きがあるため、がんや糖尿病などの生活習慣病を防ぎ、免疫力を高めてくれます。
さらに、オリーブオイルの辛味の成分である「オレオカンタール」には、アルツハイマーを予防する効果があるといわれています。
美容効果
オリーブオイルを摂取することで得られる美容効果は主に以下の4点です。
・美肌効果
・美白効果
・肌の保温保湿
・アンチエイジング
オリーブオイルには、独特な苦みの要因でもあるオリーブポリフェノールが含まれています。このポリフェノールの主成分である「ヒドロキシチロソール」は、ビタミンCの10倍の抗酸化作用があるといわれており、美白成分として化粧品にも使用されています。美白効果以外にも、シミやくすみを取る効果、コラーゲンを生成し肌にハリを作る美肌効果も期待できます。
また、オリーブオイルは食用だけではなく、肌に塗ることで保温・保湿効果を得られます。オリーブオイルを肌に塗ることで、皮膚が他の成分を吸収しやすくなるため、化粧水の前に塗ると化粧水が肌に浸透しやすくなるのです。
さらに、老化の原因となる活性酸素による細胞の酸化を防ぐため、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。
オリーブオイルのおすすめの使い方
オリーブオイルは料理で使う以外にも、そのまま飲むこともできる油です。ただし、オリーブオイルを生で飲む場合は、必ず「エキストラバージンオリーブオイル」を選びましょう。「ピュアオリーブオイル」は、油として一度化学処理などで精製されているため、生のまま摂ることは推奨されていません。
オリーブオイル本来の恩恵を得たいなら「エキストラバージンオイル」を生で摂るのが効果的です。
おすすめの食べ方は以下の通りです。
・サラダにドレッシングとしてかける
・パンにつける
・カルパッチョなどのソースにつかう
・飲み物やスープに混ぜる
オリーブオイルは香りや風味が豊かな油なので、料理のアレンジに使用することで香りや風味が加わり、料理も一層美味しく食べられます。オリーブオイルを使った料理は、洋食のイメージが強いですが、実は味噌汁などの和食にも相性抜群です。ぜひいろいろな料理にアレンジしてみてください。
オリーブオイルとは?
オリーブオイルは、名前のとおりオリーブという植物の果実から作られた油です。
元々は地中海沿岸地方で栽培されていた伝統的な植物でしたが、オリーブの持つ利点や健康効果が注目され、今では世界中で栽培されています。
日本で販売されているオリーブオイルには、主に「エキストラバージンオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類あります。「エキストラバージンオイル」は、オリーブの実を絞ってろ過した「一番搾り(バージンオリーブオイル」のうち、遊離酸度が0.8%以下で、香りや風味が一定以上のものを指します。
これに対して「ピュアオリーブオイル」は、バージンオリーブオイルで一定の基準に満たないオイルを精製したものと、バージンオリーブオイルをブレンドしたオイルです。
「エキストラバージンオイル」も「ピュアオリーブオイル」も油としての主成分に大きな違いはありません。しかし、オリーブオイルならではの
オリーブオイルの成分
オリーブオイルの主成分は、「オレイン酸」という1価不飽和脂肪酸で、全体の7割以上を占めています。通常油に多く含まれる脂肪酸は、酸化するとがんや生活習慣病を引き起こす要因となります。しかし、オレイン酸は酸化されにくい特性を持っているため、体によいとされています。その他には、抗酸化作用のあるポリフェノール類や、トコフェノール、クロロフィルなどのビタミンEも含まれています。
まとめ オリーブオイル デメリット
オリーブオイルは、様々な健康的・美容的効果が期待できる食品です。身近で手に入れやすく、様々な料理にアレンジできるので、簡単に生活に取り入れられるのもメリットの一つではないでしょうか。適切な量を心がけ、ぜひオリーブオイルで健康的な美を手に入れてみませんか。