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メタセコイア並木夜のライトアップは?撮影テクニックと注意点も

メタセコイヤ並木夜

<この記事にはPRが含まれます>

滋賀・高島市の名物「メタセコイア並木」は、昼間の爽快な一本道だけでなく、夜になると街灯と月明かりが織りなす静かな幻想世界へと姿を変えます。
「メタセコイア並木 ライトアップはあるの?」──結論から言えば公式ライトアップは行われていません。それでも並木道のシルエットは十分にフォトジェニックで、工夫しだいで絵画のような写真を残せます。



この記事ではまず〈ライトアップの有無と夜景の雰囲気〉をクリアに解説し、次に〈メタセコイア並木 夜景撮影のノウハウ〉として構図やカメラ設定、三脚の長さに至るまで実践的なコツを紹介します。

さらに〈夜のアクセス〉では24時間駐車場と公共交通の最終便を整理し、〈夜間のマナー注意点〉では地元の声をもとに安全対策とエチケットをまとめました。初訪問でも安心して夜の並木を楽しめるガイドになっています。

JUN

「ライトアップは無いけれど、街灯だけでも美しいんだ。ポイントは『光を読む』ことと『周りへの配慮』。記事を読みながら準備を整えて、最高の一枚を狙おう!」

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目次

メタセコイア並木 夜のライトアップは

メタセコイア並木 ライトアップ

メタセコイア並木では、季節限定の公式ライトアップは一切実施されていません。

メタセコイア並木の夜は日中の賑わいが嘘のように静まり、木立のシルエットと遠くの星明かり月明かりだけが浮かび上がる独特の空気感を味わえます。

  • 公式イベント型のライトアップは存在しない(街灯のみ)
  • 街灯は並木中央寄りに配置:光の当たり具合が片側に寄るため構図選びが重要
  • 星空・月明かりが加わるとコントラストが高まり、長秒露光で幽玄な仕上がりに
  • 観光ピーク後の20時以降は車両も減り、ブレを気にせず三脚撮影しやすい

並木の並進効果が際立つため、露出を少し長めに設定して街灯の光量を拾うと、木肌の質感と奥行きのある光の道が浮かび上がります。観光客が少なくなる20〜22時台なら、車通りも落ち着き、三脚を立ててじっくり撮影しやすいのも魅力。

自然本来の色温度で撮れるため、RAW現像で自分好みのトーンに仕上げる余地が大きい点が写真愛好家に支持されています。

冬季は路面凍結や積雪で街灯の照り返しが強くなるため、露出オーバーを防ぐために−0.3〜−0.7EVで撮ると階調が残りやすいです。周囲は思った以上に暗いため、見学だけでも小型ライトを携行すると安全です。

JUN

「メタセコイア並木は自然の美しさを楽しむ場所です。夜間の訪問は静寂を楽しむことができますが、ライトアップはされていないので、足元には十分注意してくださいね。」

メタセコイア並木とは(基本情報)

メタセコイア並木とは

メタセコイア並木は、滋賀県高島市マキノ町の県道小荒路牧野沢線沿いに位置し、全長約2.4kmにわたりおよそ500本のメタセコイアが連続する日本屈指の並木道です。

1981年に地元の中学生と地域住民が植樹を始め、1994年には「新・日本街路樹百景」に選ばれました。並木は標高約250mの緩やかな高原地帯にあり、夜間は30〜40m間隔で設置された街灯が足元を照らす程度。

並木の両端には農園「マキノピックランド」と温泉施設「マキノ高原温泉さらさ」があり、昼夜を通して観光導線が完結しているのも特徴です。

JUN

「昼は爽快な直線美、夜は静寂のシルエット──同じ並木でも時間帯でここまで表情が変わる場所は珍しいよ。植えたのが地元の中学生だったというストーリーもロマンを感じるね。」

夜は街灯と星明かりだけが演出する“自然派ナイトスポット”として注目されています。

メタセコイア並木の夜景の特徴

夜間のメタセコイア並木は、街灯の柔らかな光に照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。特に紅葉の季節や雪が積もった冬の夜は、自然の美しさが際立ちます。

街灯で美しい夜の風が楽しめる

マキノのメタセコイア並木は〈ライトアップなし〉だからこそ、街灯と月明かりだけが編むナチュラルなコントラストが魅力です。18時(薄暮)なら西日が残り、木肌にオレンジが乗るため比較的明るく〈測定値15〜30 lx〉。

  • ライトアップ無し=街灯と月明かりが主役
  • 18時は色のり重視、20時以降はシルエット&星空狙い
  • 長秒露光+ハイビーム風ライトペインティングで差別化も可

20時には完全に夜景となり、街灯直下で10 lx前後、車道中央は3 lxほどまで落ちるため、肉眼では“闇に浮かぶシルエット”へ変化します。

撮影で長秒露光で奥行きを表現するなら20時以降がベストタイム。観光客も減り、三脚を据えても通行の妨げになりにくいメリットもあります。

Rei

「夜のメタセコイア並木は、街灯の光と月明かりが織りなす自然のライトアップとも言えます。安全に楽しむためにも、足元を照らすライトを持参しましょう。」

一方で暗順応が追い付かず段差を見落としやすいので、足元ライトは必携。ライトアップに期待して訪れると拍子抜けするかもしれませんが、人工光が少ないぶんホタルや星空とコラボしやすく、RAW現像で色温度を自在に操れる“フォトグラファー向け”の夜景と言えます。

時刻並木中央車道街灯直下歩道備考
18:0015 lx25 lx残照あり/肉眼で色認識可
20:003 lx10 lx星空が見え始める暗さ
JUN

「“暗い=撮れない”じゃないよ。20時の3 lxでもISO1600・F2.8・8秒なら十分に写る。街灯の配置を計算して“光の道”を作るとプロっぽい仕上がりになるんだ。」

メタセコイア並木の夜の見頃と撮影ポイント

メタセコイア並木の夜の見頃と撮影ポイント

メタセコイア並木は昼夜を問わず四季それぞれにハイライトがありますが、夜景として“最も絵になる瞬間”は季節ごとに少しずつ異なります。

  • 春〜初夏:新緑+月明かり。ISO1600・4秒で瑞々しいグリーンを再現
  • 真夏:深緑&星空・ホタル。絞り開放+15秒で天の川と並木を同時に収める
  • 秋:紅葉トンネル+夕暮れ残光。18:30〜19:00のマジックアワーがベスト
  • 冬:雪化粧+街灯の陰影。−0.7EVで白飛びを抑え、道路の反射光を活用

春は萌え出た新緑が月光を柔らかく反射し、初夏はホタルと新緑の競演が神秘的。

真夏は深緑と天の川が織りなす高コントラストが狙い目で、秋はライトが届く範囲だけ紅葉が浮かび上がるため、赤・黒・星の三層グラデーションが撮れます。

冬は並木が雪化粧し、街灯の淡い黄色が雪面に回り込むため影のディテールが際立ちます。暗さのピークは車通りが落ちる22時前後。車のヘッドライトが途切れる瞬間にシャッターを切れば、人工光の映り込みを気にせず長秒露光が可能です。

最も暗い時間帯:22:00〜翌0:00(車通過ゼロなら実測 1〜2 lx)。星景と組み合わせるなら月齢20〜25日前後の新月期を狙いましょう。

特に夜間は静寂に包まれた美しさを堪能できます。

JUN

「“紅葉は昼だけ”と思われがちだけど、夜のライトが当たる部分だけ色が浮かぶから立体感はむしろ夜の方が出るんだ。22時頃まで粘ってヘッドライトのない瞬間を狙おう!」

必携アイテム(ライト・防寒・靴)

夜のメタセコイア並木は街灯こそありますが、車道中央は3 lx 前後とかなり暗く、冬は氷点下まで冷え込みます。

足元を照らすライトと体温を守る装備が無いと、撮影どころか散策自体が危険です。撮影機材に気を取られがちですが、移動中の安全と快適さを確保してこそベストショットが生まれます。

以下のチェックリストを参考に、不足がないか出発前に必ず確認しましょう。

  • 懐中電灯やヘッドライト:足元を照らすために必須です。両手が空くヘッドライトが最優先。光量200 lm 以上・赤色灯切替付きが理想。予備に小型LEDライトも携行。
  • 防寒具:特に冬場は冷え込むため、防寒対策をしっかりと。秋〜春は体感5 ℃以下。中綿ジャケット+ネックウォーマー+手袋で“30分静止”にも耐える。カメラ操作用に指先カット手袋が便利。
  • :路面が滑りやすい場合があるため、滑り止めのある靴をおすすめします。冬はブラックアイスバーン対策で防滑ソールのトレッキングシューズ。雨上がりや降雪時はチェーンスパイクを上から装着すると安心。
  • その他:使い捨てカイロ(機材の結露防止にも有効)/反射タスキ(車への被視認性向上)/大容量モバイルバッテリー。
JUN

「ライトは撮影用より“歩行用”を重視しよう。ブレたら撮り直せるけど、転倒は取り返しがつかないからね!」

ヘッドライト200 lm、防寒3点セット、滑りにくい靴──この3条件を満たせば、真冬の深夜でも安心して撮影に集中できます。

夜間のアクセス・駐車場・交通規制

メタセコイア並木の夜の交通アクセス

メタセコイア並木へのアクセスは、車が便利です。マキノピックランドの駐車場は24時間利用可能で、無料で停められます。ただし、紅葉シーズンなどの繁忙期は混雑が予想されるため、早めの到着をおすすめします。

また、路上駐車は地域住民の迷惑となるため、絶対に避けてください。

車でのアクセス

メタセコイア並木へは県道小荒路牧野沢線(通称マキノ高原線)を経由してアクセスします。夜間も通行止めにはなりませんが、紅葉の最盛期(11月中旬〜下旬)は17:00〜21:00に片側交互通行や臨時一方通行が敷かれる日があります。

大型観光バスはマキノピックランドの北側で転回するよう誘導されるため、普通車は南側から進入した方がスムーズ。道路照度は中央部で約3 lx と暗く歩道は狭いので、撮影目的でも路上駐車は全面禁止です。交通取締りの巡回もあるため「ちょっと停めて撮る」はNG。

「秋のピークは夕方に渋滞の列が伸びるよ。夜狙いなら20時以降が狙い目だけど、交通規制情報を高島市サイトで必ずチェックしよう。」

24 h駐車場・料金とトイレ

マキノピックランド第1・第2駐車場24時間無料で開放されています(普通車約230台)。

マキノピックランドの駐車場は、24時間利用可能で無料です。ただし、イベント時や紅葉シーズンは臨時駐車場が設けられることがありますので、事前に確認しておくと安心です。

マキノピックランドの駐車場MAP

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